「認知症の診断が出ていないんですが、グループホームには入れますか?」——このご質問も、現場で本当によく受けてきました。診断名だけでなく、要介護度もどう関係するのか分かりにくいという声が多いのも事実です。
結論からお伝えすると、グループホームの入居には「医師による認知症の診断」と「要支援2以上の認定」の両方が原則として必要です。この記事で、条件を分かりやすく整理します。

目次
グループホームの主な入居条件
- 医師による認知症の診断があること
- 要支援2以上の認定を受けていること
- 65歳以上であること(特定疾病による場合は40歳以上も対象)
- 施設と同一の市区町村に住民票があること(地域密着型サービスのため)
特に「同一市区町村内の住民票」という条件は見落とされがちです。遠方の施設を検討する場合は、住民票の異動が必要になる点に注意しましょう。
「要支援2」とはどの程度の状態か
要支援2は、日常生活の一部に見守りや部分的な介助が必要な段階です。まだ体は元気でも、認知症の症状によって一人での生活に不安がある、というケースが多く該当します。
やりがちな失敗と、その回避策

- 「まだ軽度だから」と診断・認定を先送りにしてしまう:診断や認定には時間がかかることもあるため、気になる症状があれば早めに医療機関を受診しましょう。
- 住民票の条件を確認せずに遠方の施設を検討してしまう:地域密着型サービスである点を事前に確認しておきましょう。
- 要介護度の見直しをしないまま申請してしまう:症状の変化に応じて要介護認定の区分変更申請ができることも覚えておきましょう。
今日からの3ステップ実践ガイド

- ステップ1(今日):親がすでに要介護認定を受けているか、受けている場合は区分を確認する
- ステップ2(今週):まだ認知症の診断を受けていない場合、かかりつけ医または物忘れ外来に相談する
- ステップ3(今月):お住まいの市区町村内にあるグループホームを、無料の一括検索サービスでリストアップする
よくある質問

Q. 要介護1でも入居できますか?
A. 要支援2以上であれば対象となるため、要介護1の方も入居条件を満たします。
Q. 認知症の診断書はどこでもらえますか?
A. かかりつけ医や、もの忘れ外来・精神科・神経内科などで診断を受けることができます。地域包括支援センターに相談すると、適切な医療機関を紹介してもらえます。
保存版:確認チェックリスト

- 要介護認定の有無・区分を確認した
- 認知症の診断の有無を確認した
- 検討している施設と親の住民票が同一市区町村か確認した
- 対象となる施設のリストアップができた
お住まいの市区町村内にある対象施設はどこか、無料の一括検索・資料請求で一覧でチェックできます。まずは条件を整理するところから始めてみましょう。


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